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観る(大人のための観光ガイド)

 甲府は、武田信玄や太宰治の歴史がたどれる寺社などが多く、歴史ファンのみならず多くの人が訪れます。
 また美術館やランドマークなどもあり、見どころいっぱいの街です。
 そんな甲府を訪れる大人の旅のために、地元の者しか知らないちょっとだけ詳しい話を加えて、ご紹介します。
 

特産品

宝飾品

甲府の宝飾品

 国内はもとより国際的にも「宝石の街」として評価の高い甲府市。甲府市は世界屈指の研磨彫刻、装身具の産地です。研磨工業のはじまりは、1834年に御岳の神官が京都で水晶玉を造ることを教えられたことから始まりました。 現在では水晶、メノウ、ヒスイ、オパール水晶などの研磨、宝石製品が広く海外にも輸出されています。甲府駅北口には、我が国唯一の「宝石博物館」があります。甲府市の中心部より北に10kmほど行った花崗岩帯に昇仙峡があります。風化により花崗岩の固い部分だけが残った奇岩怪石の景勝地です。
 ここから荒川をさかのぼった金峰山一帯が、山梨県の宝石産業発祥のきっかけとなった水晶産出の地でした。その歴史は、今から130年ほど前、名勝御岳昇仙峡の最奥金峰山から産出された水晶を加工することから発展してきました。甲斐の国で採れた水晶は、室町時代にはすでに京都で玉や数珠に加工されていたと言われています。
  また天保時代には、その研磨加工技術と生産拠点が甲府に移り、明治時代に水晶の採掘が推奨されるようになると研磨加工職人が飛躍的に増え、甲府で加工された水晶製品は海外にも輸出されるようになりました。  
 以来、名工の美的感覚と秀れた技術から生れた装身具はもちろん、美術工芸品は幅広い展開をみ、甲府市の宝飾産業はドイツのオーベルシュタイン市を超え実質的には世界一の実績を保っています。
 そして戦後、国際貿易の発達と共に甲府は水晶のみならず様々な宝石を取引、加工する業者の集まる街となりました。現在でも国内の宝石品の3分の1は甲府で製造されています。たくさんの個性豊かな業者の方々と、彼らの扱うさまざまな宝石に甲府は溢れています。


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