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べにふうきで花粉症対策


べにふうきの効果

 「べにふうき」は、独立行政法人 農業技術研究機構 野菜茶業研究所で育成され、1993年に命名登録された茶葉です。
 この茶は、もともと日本の「べにほまれ」と中国系の「ダージリン」を交配して作られた紅茶用の茶葉で、緑茶として飲むにはやや渋味が強いという特長を持っているお茶なのです。
 
 「べにふうき」は1965年に国産の紅茶用品種として開発されましたが、輸入紅茶に押されて衰退の一途をたどり、紅茶輸入自由化に続いて1975年に日本での紅茶生産が中止されて以来、試験場の片隅にひっそりと栽培されるのみの存在となっていました。
 しかし、それが新しい研究によって、再び脚光を浴びることになったのです。
 『メチル化カテキン』という、カテキン(ポリフェノールの一種であるフラボノイド類の一つです)の一種がたくさん含まれているお茶として、「幻のお茶」としてここ数年、各メディアで話題を集めています。

 同研究所などで、1996年から2000年にかけて、アレルギー予防食品開発のための基礎研究が行われ、約40品種の茶葉について抗アレルギー作用を検定したところ、この「べにふうき」の中に含まれる渋味成分であるカテキンの1種、エピガロカテキン-3-O-(3-O-メチル)ガレート(EGCG3”Me)(通称メチルカテキン)や抗アレルギー成分のストリクチニンが、花粉症やアトピーなどのいわゆる「アレルギー症状」に対する改善効果をもつとことがわかりました。

 野菜茶業研究所の世界O-CHAフォーラム2003講演では、「2002年、花粉症の38人にこのお茶を飲んでもらい、半数に症状の緩和が見られたことから、「べにふうき」に多く含まれるメチルカテキン等がアレルギーを抑制する作用があるとの発表がありました。

 独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構 野菜茶業研究所、九州大学大学院農学研究院、名古屋女子大学家政学部、静岡県立大学薬学部、東京海洋大学保健管理センター、アサヒ飲料株式会社、森永製菓株式会社の産学官からなる研究共同体「茶コンソーシアム」では、独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構 生物系特定産業技術研究支援センターによる「生物系産業創出のための異分野融合研究支援事業」として、「茶の抗アレルギー作用を利用した食品の開発」プロジェクトに2001年から5年間取り組み、「べにふうき」茶に多く含まれる「メチル化カテキン」の特性等について研究し、その抗アレルギー作用のメカニズムを初めて解明しました。

 臨床試験でもその効果を確認し、さらに「べにふうき」茶の飲料や食品への利用方法についても研究・開発し、その成果をまとめました。

 この「茶の抗アレルギー作用を利用した食品の開発」プロジェクトでは、茶葉中機能性成分のうち、抗アレルギー効果が期待される「メチル化カテキン」に着目し、茶品種検索の結果、それを多量に含む「べにふうき」茶を研究対象としました。 

 「べにふうき」茶の「メチル化カテキン」は、茶葉を発酵させて紅茶にすると消失してしまうため、不発酵茶、すなわち緑茶として加工する必要があります。

 今回の研究では、「べにふうき」緑茶が含有する「メチル化カテキン」について、その抗アレルギー作用のメカニズムが初めて明らかになったほか、体内への吸収率(腸管吸収)や血中滞留性が高いといった特性も判明。
 また、臨床試験では、通年性アレルギー(アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎)、季節性アレルギー(スギ花粉症)に対する効果も確認されました。
 さらに、飲料としての最適抽出方法や、食品応用時の苦味・渋味の低減方法等についても開発いたしました。

 ただし、メチル化カテキンは緑茶(発酵しない)の状態でないと摂取することは出来ないのです。
 元々は紅茶用に開発された「べにふうき茶」ですが発酵過程で「メチル化カテキン」が失われてしまうので、このようにアレルギー反応を抑える目的で飲用する場合には緑茶として利用する必要があります。

 このようにべにふうき茶によるアレルギー抑制作用は広く知られており、アサヒ飲料の「べにふうき緑茶」、森永製薬の「べにふうき緑茶カプセル」といったように、大手企業からも様々な製品が販売されています。  
 
 この「べにふうき」は、従来紅茶用に開発されてきましたが、メチルカテキンは紅茶を作る際に行う酸化・発酵工程で消滅してしまうことから、高温で釜炒りする方法を採用することで「渋み、苦み」を克服し、飲みやすい緑茶として加工されるようになりました。

 べにふうきはお薬ではなく天然の緑茶ですので、副作用はありません。
 なお、朝、又は外出前に飲むのが効果的です。
 べにふうきはアレルギーに対して即効性はありますが、持続性は弱いので1日に何度か飲むことをおすすめします。
 また、カフェインが含まれていますので、就寝前などに飲むと体質によっては眠りにくくなる場合があります。


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ためすにあたって

 ここで紹介させていただくものは、医薬品、治療薬ではありませんので、その効果が必ずしも証明されているものではありません。
 確かにに中には、花粉症の症状軽減について報告されているものもありますが、個人差があったり、報告内容を医学的に精査されているとは限りません。昔からの伝承であって、根拠がしっかりしていないものも多く存在します。
 このことを十分理解していただき、個人の責任の上で試していただく必要があります。