戦国の世に咲いた花一輪 一途な愛を貫いた松姫の物語

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 何ゆえに、男は戦をせねばならないのでしょうか。

 1582年、織田・徳川連合軍の甲州征伐がはじまり、武田家の滅亡の時が迫った来ました。
 しかし、神や仏は心やさしい松姫に何というむごい仕打ちをなさるのでしょうか。
 迫りくる織田軍を指揮しているのは、かつて松姫と婚儀の約定を交わした、そして松姫が一生の人と心に決めた織田信長の息子・信忠だったのです。

 今の松姫には、戦国の世を恨む余裕もありません。
 数人の家臣と幼い子供たちを連れて八王子への逃避行の旅が始まるのでした。

松姫の物語の案内

松姫の生涯

「甲斐の虎」と謳われた名将・武田信玄の愛娘である松姫は、七歳で織田信長の嫡男・信忠と婚約するが、十二歳の時に織田との同盟が破綻。
 婚約も破棄されてしまい、信忠を一途に慕っていた松姫は悲しみに暮れるが、追い打ちをかけるように武田氏の滅亡が迫っていた。
 激動の時代に、一途な恋を貫いた松姫の生涯。

松姫を慕う人々

 松姫は永禄4年(1561年年)9月、躑躅ヶ崎館(信玄の居城)で誕生した。
 父は武田信玄、母は側室の油川ご寮人で四女とも六女とも言われる。
 信玄はそのころ上杉謙信と川中島で合戦中であり、その日の戦いから信玄が帰陣した際、早馬で姫出生の知らせが届いた。
 松姫は、父である武田信玄や異母兄である武田勝頼にもたいそう愛されています。
 また、婚約者である織田信忠との数奇な運命をくりひろげます。
 松姫を取り巻く人々、松姫を慕う人々を紹介します。

松姫ゆかりの地

 東京都八王子市台町に、曹洞宗の金竜山信松院がある。
 この寺は、甲斐(今の山梨県)武田家の旧臣で、そののち、徳川家康の家臣となった、大久保十兵衛長安の尽力によって建てられた尼寺だが、ここに眠るのが武田信玄の娘松姫である。
 松姫ゆかりの地を巡ってみましょう。

松姫を思う

 武田家滅亡により甲斐の国から幼い子どもを連れ八王子に逃れてきた武将の娘「松姫様」。
 その波乱の生涯を「ドラマ化」しようとするプロジェクトがスタートした。
 松姫をめぐる様々なトピックスを紹介します。