八王子城を歩く
八王子城ガイダンス施設利用ガイド
      
 八王子城ガイダンス施設は、東京造形大の跡地に平成24年(2012)に建てられました。
       八王子城の歴史やその城主であった北条氏照について詳しく展示されているため、八王子城跡を散策する際にはぜひ立ち寄ってほしいスポットです。
      
       展示スペースと休憩スペースに分かれており、八王子の八にちなんで八角形の建物になっています。スロープがついており、施設から園路を伝って屋外模型まで、車椅子でも御利用いただけます。
      
       展示スペースでは、映像も使って小さな子供でも分かりやすいような展示が行われています。特に広大な山城の全容をあらわし、八王子城の現在・落城前の姿・落城時を立体模型に投影するのはなかなか見ごたえがあります。また、クイズ形式で楽しみながら八王子城を探る、ゲーム「八王子城を探れ」
      は、子供たちにも人気だとか。
       なお、こちらには日本100名城のスタンプが設置してあります。
      
      展示スペース
      1.八王子城の今と昔
        白い地形模型の上に上空から見た戦国時代の八王子城と現在の八王子城が交互に出現
      2.八王子城を探れ
        忍者になって八王子城を探るゲームで、クイズに答えながら八王子城について学びます
      3.ガイダンスシアター
        八王子城の歴史をわかりやすく説明した「八王子城物語」を上映(約6分)
      4.パノラマビュー
        戦国時代にこの地に八王子城を築いた城主北条氏照の気持ちになって関東平野を一望する遠景写真は圧巻
      5.北条氏照と八王子城
        北条氏照と八王子城について7つのテーマでパネル解説(北条氏照と移り行く戦国、武将氏照、外交官氏照、滝山城から八王子城へ、御主殿の建物、攻め入る豊臣軍、落城・炎上した御主殿)
      
      休憩スペース
       八王子城跡を見学や散策する際、お帰りの際等の休憩・昼食場所として開放してあります。最大72名が利用できる椅子とテーブルが設置された休憩スペースは、20名以上の団体で八王子城の歴史などに関する学習会・講習会などを行う場合は、貸出しも行っているとのことです。
       大きな窓からは城山の山頂も臨むことができます。
       また、館内にはオストメイト対応のだれでもトイレも含めて、トイレ設備が整備されています。
      
       また、テラスから延びる園路は、古道を通り御主殿跡につながっており、途中には八王子城の屋外模型も整備されています。
      
●所在地
       八王子市元八王子町3丁目2664-2
 
●駐車場
       大型バス4台
       普通車50台
       混雑スポットではないので普通に停められますが駐車場利用可能時間は午前8時半から午後5時です。
       なお、駐輪場は、施設の脇にあります。
 
      ●入館料・見学料
       無料
 
●休館日
       年末年始(12月29日から1月3日。他に、臨時休館する場合があります。)
 
●開館時間
       午前9時から午後5時
 
      
●交通アクセス
       JR中央線高尾駅北口1番バス停より、西東京バス「高尾の森わくわくビレッジ」「宝生寺団地」「恩方車庫」「大久保」「陣馬高原下」「グリーンタウン高尾」「美山町」行きで、バス停「霊園前」下車、徒歩約15分。
      
       土曜・休日には高尾駅北口1番バス停より「八王子城跡」バス停までの路線がある
       終点の「八王子城跡」バス停はガイダンス施設前になります。
       なお、八王子城跡入口までは200mほど歩きます。
 
      
       なお、駐車場の先を100mほど進むと1992年(平成4年)に完成した八王子城跡管理事務所があり、ここにもスタンプ台とトイレが整備されています。管理事務所では2009年(平成21年)4月よりボランティアによるガイドが始まっています。当初はガイドの範囲は御主殿跡までであったが、ガイドの人員に余裕があれば、山頂付近の要害部、その最も奧の伝大天守まで利用出来るそうです。(ただし、昨今のコロナ禍のなか、八王子城跡オフィシャルガイドによる御案内及びガイドの予約受付については、当面の間休止されています。活動の再開時期が決定次第、ホームページ上でお知らせするとのことです。)
      
      
      
      
      
      
