大月桃太郎のこぼれ話



桃太郎神社

 2022年1月、桃太郎伝説をもとにまちおこしをしている大月市の中心部に「桃太郎神社」が設けられました。商店街の空き店舗を活用した施設に鬼が担いだ「ほこら」を置いたもので、伝説PRに一役買っているとのこと。 

 同市には、市周辺を含め桃太郎の民話にまつわる地名や名所が残り、「桃太郎」によるまちおこしが盛んだ。
 桃太郎神社が設けられたのは中心街にある「桃太郎館」。市民有志でつくる「大月桃太郎連絡会議」が2018年、商店街の空き店舗に開設した。桃太郎伝説を紹介する資料や地図、地元作家の芸術作品などを並べてきた。 
 年明け、施設の入り口に赤い鳥居を置いた。中には赤鬼が担いだ桃色のほこら、さい銭箱もある。

 赤鬼は市在住の小俣喜昭さんがつくった木彫で、ほこらと一体になったアート作品に仕上がっている。 宗教施設ではないが、お参りしてもらい、パワースポットとして利用してもらえるようにしました。おさい銭は、館の運営に使わせてもらうとのことです。

 なお、道を挟んだ反対側には、壁面に桃太郎のキャラクターが描かれたコンビニエンスストア「モモタローソン」もある。